| No | 73624 |
|---|---|
| 標題（和） | テキスチャの統計的性質を考慮したサブバンド画像符号化 |
| 標題（英） | Subband texture image coding according to the statistical property |
| 研究会名（和） | 回路とシステム; ディジタル信号処理; 通信方式 |
| 研究会名（英） | Circuits and Systems; Digital Signal Processing; Communication Systems |
| 開催年月日 | 1996-03-07 |
| 終了年月日 | 1996-03-08 |
| 会議種別コード | 2 |
| 共催団体名（和） | 電気学会 |
| 資料番号 | CAS95-124 // DSP95-179 // CS95-202 |
| 抄録（和） | 近年、サブバンド符号化がブロック歪みの少ない画像圧縮法として注目されている。小松らは、AR(1)過程に対し符号化利得を最大にするサブバンドフィルタを設計し、標準画像に対しては同一の圧縮率のもとでCQFと比較して、S, Nが約0.5[dB]改善することを示した。一方、画像を領域に分割して符号化するセグメンテ-ション符号化が次世代の高能率符号化として着目されているが、分割した領域のテキスチャ情報をいかに効率的に圧縮するかが主要な問題の一つとなっている。このテキスチャ情報の圧縮に、サブバンド符号化を適用することを考えると、テキスチャ画像の自己相関関数は画像ごとに大きく異なり単純なAR(1)過程ではないことから、フィルタ設計において画像ごとの統計的性質を十分に考慮する必要があると思われる。そこで、テキスチャ画像の自己相関関数に基づきサブバンドフィルタを設計し、設計されたフィルタによる符号化法を提案する。この提案法をを用いて、Brodatz,“Texture"に含まれるテキスチャ画像を圧縮した場合、1層5次のフィルタで、6次の直交ウェ-ブレット変換と比較し、S/Nが約1.5[dB]向上し、AR(1)過程のもとで設計したフィルタを用いた場合よりも約0.87[dB]改善した。 |
| 抄録（英） | Recently, Komatsu etc. designed subband filter which optimize coding gain for image of AR (1) process, and shows that coding gain for normal image improve about 0.5 [dB]. But there are large differences among autocorrelation function of each texture image, and it was proposed that texture image coding by subband filter is designed according to each auto-correlation function. As a result, coding Brodatz's texture image using 1-layer 5 taps filter, improved coding gain to 0.87 [dB] and 1.5 [dB] compared with AR (1) model filter with 5 taps and orthogonal wavelet filter with 6 taps respectively. |
| 収録資料名（和） | 電子情報通信学会技術研究報告 |
| 収録資料の巻号 | Vol.95 No.555,556,557,558,559,560 |
| ページ開始 | 25 |
| ページ終了 | 30 |
| キーワード（和） | 直交ウェ-ブレット変換 |
| キーワード（英） | orthogonal wavelet transform |
| 本文の言語 | JPN |
| 著者（和） | 岩田彰 |
| 著者（ヨミ） | イワタアキラ |
| 著者（英） | Iwata Akira |
| 所属機関（和） | 名古屋工業大学電気情報工学科 |
| 所属機関（英） | Department of Electrical and Computer Engineering, Nagoya Institute of Technology |
| 著者（和） | 横田康成 |
| 著者（ヨミ） | ヨコタヤスナリ |
| 著者（英） | Yokota Yasunari |
| 所属機関（和） | 名古屋工業大学電気情報工学科 |
| 所属機関（英） | Department of Electrical and Computer Engineering, Nagoya Institute of Technology |
| 著者（和） | 横田正恵 |
| 著者（ヨミ） | ヨコタマサエ |
| 著者（英） | Yokota Masae |
| 所属機関（和） | 名古屋文理短期大学 |
| 所属機関（英） | Nagoya Bunri College |