| No | 250092 |
|---|---|
| 標題（和） | P2Pクラウドストレージにおける転送コスト削減方式および匿名化によるプライバシ保護方式 |
| 標題（英） | Low Transmission Cost P2P Storage Scheme with Privacy Protection |
| 研究会名（和） | 通信方式 |
| 研究会名（英） | Communication Systems |
| 開催年月日 | 2017-11-16 |
| 終了年月日 | 2017-11-17 |
| 会議種別コード | 5 |
| 共催団体名（和） | |
| 資料番号 | CS2017-57 |
| 抄録（和） | 近年、ウェブクラウドストレージサービスの需要が高まっている。既存のウェブストレージサービスでは、サーバに全ユーザデータが保管されるため、外部からの攻撃によって大量のユーザデータが流出する恐れがある。これに対し、P2P(Peer to Peer) ネットワークのノードをストレージとし、ブロックチェーンによってデータの所有者の正当性を保証したP2P クラウドストレージ方式が提案されているが、多数のノードを中継してデータを保管することにより遅延、トラヒック量といったデータ転送コストが増加するという課題がある。また、ブロックチェーンは全ノードが閲覧できるためデータの所有者などユーザのプライバシーが侵害される恐れがある。そこで本論文では、データの変更頻度に基づくストレージノード選択法およびランダムに選択したリレーノードをプロキシとして用いて送信者を匿名化することによるプライバシを保護の方式を提案する。シミュレーション評価により、提案方式が従来方式と比べデータ転送コストが低減したこと、ユーザのプライバシを効果的に保護できることを示す。 |
| 抄録（英） | To safely store the user’s data without the central server, the P2P(Peer to Peer) storage methods have been studied. Even though the P2P storage relieves the risk of attacks, these have two challenges: reducing the transmission and the delay which are the fundamental problems of P2P, and preventing the user’s privacy from the malicious nodes which store the user’s data.\r\nIn this paper, in order to solve these challenges mentioned above, we propose a cloud storage scheme with privacy protection. The main ideas of our scheme are that the storage nodes are selected according to the updating frequency of data for reducing the transmission and the delay, and the relay nodes can be acted as the owners of data instead of the real owner of data for protecting the user’s privacy. |
| 収録資料名（和） | 電子情報通信学会技術研究報告 |
| 収録資料の巻号 | Vol.117, No.309 |
| ページ開始 | 15 |
| ページ終了 | 20 |
| キーワード（和） | P2P ストレージ,クラウドストレージ,ブロックチェーン |
| キーワード（英） | P2P storage,Cloud storage,Blockchain |
| 本文の言語 | ENG |
| 著者（和） | 崔相勳 |
| 著者（ヨミ） | チェ サンフン |
| 著者（英） | Sanghun Choi |
| 所属機関（和） | 慶應義塾大学 |
| 所属機関（英） | Keio University |
| 著者（和） | 朝比奈啓 |
| 著者（ヨミ） | アサヒナ ヒロム |
| 著者（英） | Hiromu Asahina |
| 所属機関（和） | 慶應義塾大学 |
| 所属機関（英） | Keio University |
| 著者（和） | 笹瀬巌 |
| 著者（ヨミ） | ササセ イワオ |
| 著者（英） | Iwao Sasase |
| 所属機関（和） | 慶應義塾大学 |
| 所属機関（英） | Keio University |