スペクトル拡散研究会は、基礎境界ソサイエティの中で、スペクトル拡散技術をベースに広く通信システム全般に亙る議論の場を提供してきました。たとえば、スペクトル拡散技術に基づく、測距(GPS)、移動体通信(CDMA, 3Gシステム)、無線LAN(IEEE 802.11, Bluetooth)などの基礎・基盤となる技術への理論的側面また技術的なインセンティブを与える研究会として活動してきました。
しかしながら、昨今の通信システムの激動の中で、スペクトル拡散がそうであるように、広い帯域を利用することで利得を得る通信システムが新たに注目されております。たとえば、OFDMやUWB、パルスレーダ、ディジタル放送、有線通信(xDSL)、電力線通信、光空間通信などが、それに相当します。
そこで、本研究専門委員会では、上記のようなシステムも含めた基礎・基盤技術の理論的側面を支え技術的なインセンティブを与える研究活動を進める上で、議論を重ねた結果「ワイドバンドシステム研究専門委員会」に名称変更することになりました.新しい名称は、このような技術の流れを的確に表し,研究専門委員会の立場をより明確にするものと思います。
今後とも,皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
◎符号の構成理論(拡散符号の構成法,誤り訂正符号との併用など)
◎方式設計・評価理論(各種応用システムの設計,他方式との比較・評価など)
◎変復調法・変復調理論(変復調法,変復調回路,変復調デバイス,マルチキャリヤ伝送,時間・空間信号処理など)
◎同期方式・デバイス(同期回路,同期方式,同期用デバイスなど)
◎多元接続法(CDMA(符号分割多元接続),SDMA(空間分割多元接続),
及びTDMA, FDMAとの併用など)
◎各種応用分野(スペクトル拡散法を用いる各種公衆通信,パーソナル通信,
無線LAN,電力線搬送,コンシューマ通信,マルチメディア情報通信,
ITS(高度交通システム),計測・測距,ソフトウェアラジオ,光CDMA、光空間処理,量子情報通信、OFDM、デジタル放送、有線通信、xDSL、電力線通信、UWB)
及び同一の原理・現象が適用可能な各種境界領域