本研究会の趣旨

    私たちの日常生活は、地震や豪雨等の自然災害、交通事故、誘拐等児童への犯罪等の様々な脅威にさらされています。これらの被害を避ける、軽減する、さらには、大規模災害時の復興や地域再生のために、情報通信システムが果たせる役割は大きいものです。
  自然災害では、重要通信の確保、被災地域のコミュニティ通信、災害現場の画像伝送、被災情報把握などのためのアドホックネットワーク構築技術、輻輳制御技術、高信頼無線アクセス技術、コグニティブ無線技術、広帯域無線伝送技術などの移動通信システム技術。避難所や災害対策本部における適切な情報や物流を支えるネットワークシステム設計技術、最適配置技術。交通事故では、交差点での衝突や渋滞を避けるためのITS技術。誘拐等児童への犯罪では、児童の通学時の行動を見守るためのセンサーネットワーク構築技術、防犯カメラ最適配置技術。これらを真に安全・安心な生活のために役立つ技術とするためには、各技術の研究開発だけでなく、災害時に求められる情報の在り方などの社会科学分野などとの学際的な検討が必要です。
    本研究会は、これら安全・安心な生活のための情報通信システムに関係する諸技術の及び社会科学分野の研究者、技術者が集まり、研究交流、情報交換、相互啓発を行い、効率の良い学際的な研究開発の促進を目指しています。
    特に、東日本大震災以降、安全・安心や災害をキーワードに総合大会やソサイエティ大会にてシンポジウムを開催されるなど、いろいろな研究専門委員会が活動されています。これらとの連携や、国際危機管理学会など安全・安心に関連する他学会との連携を視野にいれて活動を行い、安全・安心に関する研究が活発になることへの貢献も果たしたいと考えております。
    なお、本時限研究専門委員会は、平成28年4月からは、新たに名称を安全・安心な生活とICT研究専門委員会とし、第I種研究会を開催する常設の研究専門委員会として、活動を開始します。

最新の情報


担当する研究分野

安全・安心な生活のための情報通信システムに関する以下の分野

  • アドホックネットワーク構築技術
  • 輻輳制御技術
  • 高信頼無線アクセス技術
  • コグニティブ無線技術
  • 広帯域無線伝送技術
  • ネットワークシステム設計技術
  • 最適配置技術
  • ITS技術
  • センサーネットワーク構築技術
  • 災害情報学
  • 災害時行動心理学
  • 危機管理情報学

幹事団

  • 委員長:岡田 和則(情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク研究所)
  • 副委員長:田村 裕(中央大学 理工学部)
  • 副委員長:中野 敬介(新潟大学 工学部)
  • 幹事:川上 博(NTTドコモ 先進技術研究所)
  • 幹事:井ノ口 宗成(新潟大学 災害・復興科学研究所)
  • 幹事補佐:佐藤 翔輔(東北大学 災害科学国際研究所)
  • 幹事補佐:和田 友孝(関西大学 システム理工学部)