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2015年は国際光年です。本ソサイエティは国際光年連絡協議会に参画しています。

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本ソサイエティでは、IEEEのMTT-S、PHOとシスターソサイエティの関係を結んでいます。

  • 電子情報通信学会 (IEICE)
  • 光関連研究専門委員会連絡会

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電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティについて

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会長挨拶

電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ会長:大橋 弘美

電子情報通信学会
エレクトロニクスソサイエティ会長
植之原裕行
(東京工業大学)

2017年度のエレクトロニクスソサイエティ(エレソ)会長を仰せつかりました、東京工業大学の植之原と申します。電子情報通信学会の設立100周年の区切りに会長に就くことに一種の縁を感じつつ、これまでエレソの活動に関わってこられた諸先輩方に感謝し、現在研究開発に携わっている関係者の皆様にもこれまでの流れを踏襲されてきたことに敬意を表したいと考えております。  さて、100年前から現在に至るエレクトロニクス関係技術の進歩は目覚しく、それらが社会インフラに多大なる影響を与えてきたことは言うまでもないことと思います。これからの100年に、どのような社会インフラが人間生活を便利に変えていくのでしょうか。そこにはエレクトロニクス関係の技術が間違いなく活躍することでしょうが、今の想像をはるかに超える技術と応用が待ち構えているとも思います。是非、その大きな変革を目にし、適うならば自らもその一旦を担いたいものと思うものです。
 学会は、そのような状況に対してどのような立場で、何を担う存在であればいいのでしょうか。学会に議論すべき題材があり、そこで話を聞きたいと思う最先端の研究成果を話すべき研究者が参加していて、聴講したり議論をしたりする、という場があることが、何よりも大事なのではないか、と考えています。そういうと至極当たり前なことを述べているようにも思いますが、最近は分野が細分化されているがために似た企画が同じ大会のシンポジウムや同じ週の異なる研究会で取り上げられていて、一箇所に集まって議論すべき場が分散してしまう傾向も少なからず見受けられるように思います。その状況をもし問題と捉えて解決すべき課題のひとつと認識するならば、いかに議論の場を集中させるか、仕組み作りに知恵を絞りようもあるのではないでしょうか。
 また、その仕組みを作ったり、議論のために関係者が集まる場を企画して運用する立場の方も重要です。現在はその立場を担っているのが各研究専門委員会の幹事団の皆様ということになりますが、年間のノルマが厳しいがために企画立案に追われて多忙になっている傾向も伺えます。その状況を緩和するような仕組みがあれば、運営の立場の皆様も議論に加わる余裕が生まれて活性化も促進されることでしょう。
 以上のことが理想的に進んだ場合には大会や研究会に参加する方、会員になる方も増え、今までの学会の運用体制のままでいいのでしょうが、現実はそううまくはいきません。実際、会員数は残念ながら減少し続けており、同時に大会への参加者数も少しずつ減っているのが実情です。先ほど述べたような対策を研究専門委員会の皆様、運営委員会の関係者で議論し、試行錯誤を重ねて改善の道筋を見出せたとしても、その効果が見えるためには少なからず時間がかかるものです。その間の学会の活動を健全に運用し続けるためには、現在の規模であっても余裕を持って各種活動が運用できるような財務体制に変えていくことも、必要であれば英断する必要性に迫られると思われます。
 以上、必ずしも円満な学会活動とはいえない厳しい状況と、求められる対応の一端を申し上げました。多分に私の個人的な見解に基づくもので、すべてが正解とは限りません。より正確な判断を下せるためにも、関係者の皆様のご協力をお願いしたいと考えております。

 私は昨年度に次期会長兼研究技術会議副会長を務めさせていただきました。その間、上記に関係する活動としましては、まず平成27年度内に当時の橋本会長のもと、研究技術会議の体制を3領域委員会・領域連携会議に改編したのを受けて1年間実行して参りました。その中で、近い技術分野の研究専門委員会が年間計画を横通しで検討し、研究会や大会でのシンポジウムの企画がなるべく重複とならないような工夫を取り入れ始めたと伺っています。
また、研究会の活動としては通信ソサイエティの技術報告(技報)完全電子化のトライアル実施状況を見ながら、エレソでの実施についても関係者の皆様と検討を重ね、本年5月から一部の研究会でトライアル実施が開始となりました(エレソホームページに掲載されている概要を図1に示します)。これは聴講に来られる皆様から参加費をいただき、また発表者の皆様からは掲載料をいただく試みですが、技報を電子ファイルとして入手できるだけでなく、研究専門委員会の幹事団の皆様の運営にもプラスの影響を与える仕組みとして活用できるのではないか、と期待しているものです。その検討の際に、必ずしも連携会議の枠にとらわれず、議論すべき母集団を適宜考えてワーキンググループの活動を実施することで、なるべく効率的に議論を行うよう試行錯誤して参りました。
一方、研究専門委員会間の議論を行う領域委員会の活動については、連携会議に上がってくる報告から伺い知る体制となりましたので、議論の場で直接情報やご意見を伺うのとは違った感覚となり、もう少し工夫はできたかもしれない、との思いも持っております。更に、研究会の新たな諸体制についても、かえって関係者の皆様に負担を課すことになると本末顛倒ですので、皆様からの忌憚ないご意見に耳を傾け、きちんと改善していくことも重要に感じています。まだ研究会の活動を真の意味で活性化に結びつける諸体制となるには検討と時間が必要に思いますので、その点は本年度の研究技術会議幹事団に昨年度の情報をきちんと引き継いで、継続的な議論に結び付けたいと考えています。

 以上、研究会を中心に述べてきましたが、それ以外では学術論文誌を取り巻く環境の変化に対して、エレソとしてはどう立ち向かうか、についても考えていかなければいけません。学術論文誌を世界津々浦々の関係分野の研究者から参照していただくことが価値の一つだと思いますが、それも必ずしも頻繁に参照されているとは言いがたい状況です。参照してもらうためにオープンアクセス化する動きが次第に拡がっている様子も伺えますが、視聴やダウンロードされることと自らの論文が参照されることは必ずしも結びつかない事例も存じています。いわんや論文誌に有力な研究者が投稿してくること、論文誌の価値が高まることは必ずしも関係性は強くないようです。ただ、少なくとも論文誌の認知度が高くないとの問題が根底に潜んでいるならば、認知度を上げて行くための施策を講じることは考えなければいけないでしょう。その具体的な方向性を定めるための努力もしていきたいと考えております。

 以上、この先一年の活動に向けて、気持ちを新たにエレソが盛り上がるよう、多少なりとも力を尽くせれば幸いに思います。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

図1. 研究会トライアル制度の概要
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