第3回マイクロ波シミュレータワークショップ
実行委員長 赤池 正巳 ( 東京理科大学 )
マイクロ波シミュレータあるいは電磁波シミュレータは各種マイクロ波回路やアンテナ等の開発設計において極めて重要な役割を果すようになってきましたが,同時に大学,企業における関連技術者の育成,教育の課題とともに,既存シミュレータの使用法,能動素子の扱い,さらに高度なシミュレーションなどの技術的課題も新たに数多く生まれてまいりました.そこで マイクロ波シミュレータ研究会 (委員長: 川崎繁男 ,東海大)では,産学間の協調を通して,これらの課題に対する解決法の追究とともに,シミュレーション技術の習得,向上,普及をめざして広範な活動を行ってまいりました.また,このような活動の一環として,過去2回( 2000年3月に東工大 , 同9月に国士舘大 )のワークショップに引き続いて,今回 第3回のワークショップ を 千葉工大 にて開催することとなりました.今回のワークショップは下記のプログラムにあるとおり,まず能動素子の理論と実際,次に既存シミュレータの適用例,そして大学開発ソフトの紹介を各2件ずつ,それぞれの専門家にご講演頂きます.そして,その後 ソフトベンダー13社 および大学4〜5校の実演展示の時間を設けます.また,この展示時間の後半には初めての試みとしてソフトベンダー3〜4社のソフト説明会を開催致します.ぜひ,多くの方々のご参加をお待ち致します.なお,自開発ソフトをご紹介頂ける大学の方歓迎致します.ぜひ下記連絡先までご連絡下さる様お願い致します.
日時 平成13年3月14日(水) 9:30〜17:30
会場 千葉工業大学 津田沼校舎 6号館3階 ( 千葉県習志野市津田沼2-17-1 , JR総武線津田沼駅 南口徒歩2分)
プログラム
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主講演会会場(631室) 9:30〜15:00
開会のあいさつ
川崎繁男(東海大)
アクティブ素子の理論と実際(含システム)
1. 化合物半導体デバイスの不安定現象とデバイスシミュレーション
大野泰夫(NEC)
2. ロードプルデータを用いた多段電力増幅器の設計
伊藤康之(三菱)
市販ソフトによるマイクロ波回路の設計と実際>
3. マイクロ波回路設計における市販回路シミュレータの適用例と課題
坂本孝一、石川容平(村田製作所)
4. 電磁界シミュレーションソフトによる共平面型アンテナの解析・設計及び実験との比較
李 可人(CRL)
大学開発ソフトの電磁界シミュレータ
5. 光導波路解析ソフトウェアELM
小柴正則,辻 寧英(北大)
6. マイクロ波シミュレータ共通プラットフォーム
−電磁界シミュレータ API とその実装−
真田篤志 (山口大) ・ 塩見英久 (阪大) ・ 上田裕子 (千葉大) ・ 川崎繁男 (東海大)
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展示会場 (632,635,636室) 15:00〜17:00
ソフトベンダー及び大学ソフト実演展示
( ベンダー15社 ,大学4校)
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副講演会場(633,634室) 16:00〜17:00
ソフトベンダーの講演
(ベンダー4社)
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17:30〜19:30 懇親会(会費千円程度)
参加費(資料代実費2,500円)会場準備のため,あらかじめE-mailにて参加申込みをして下さい.
(申込み・問い合わせ先)
木村秀明 (NTTアクセスサービスシステム研究所)
E-mail hkimura@ansl.ntt.co.jp
Tel +81-43-211-3286
Fax +81-43-211-8883
詳細は下記HPで(随時更新します)。
http://www.ieice.or.jp/es/ms/jpn/
主催 電子情報通信学会 マイクロ波シミュレータ委員会(第3種研究会)