電子情報通信学会 英文論文誌B(IEICE Transactions on Communications)は,電子情報通信学会の前身である電信電話学会の会誌に1918年に掲載された寄稿論文に端を発します.1991年に英文論文誌が4つの分野に分冊化され,現在の英文論文誌Bがスタートしました.現在,本論文誌には毎年およそ600編の論文が投稿され,日本国外からの投稿が60%を超える国際的な論文誌として認知されております.毎月発刊される論文誌には,投稿論文の中から慎重な審議を経て採録された質の高い優れた論文が掲載されます.査読は丁寧かつ迅速に行われ,投稿から出版までの期間は通常1年未満です.

本論文誌では,一般論文に加えて,話題性のある特定分野の研究動向をタイムリーに紹介するため,特集号をほぼ毎月企画し,当該分野で活躍する専門家からの論文を広く募集しています.特集号の招待論文を含む一部の論文は,会員以外にも公開され,無料で閲覧することができます.

本論文誌の対象分野は,通信基礎,光ファイバ伝送,ネットワーキング,アンテナ・伝搬,無線通信等です.対象分野の詳細については専門分野分類表をご覧ください.