第三種研 人体電磁ファントム研究会

本研究会の目的(第4期)


携帯電話等の人体極近傍での使用を前提とした携帯情報端末や MRI等の電磁波を利用した医用機器の普及に伴い, 人体に対する健康影響の観点から,機器より発生する電磁界の 人体への影響を客観的に評価する必要性が益々高まって来ている. また,今後は無線通信システムでのGHz以上の周波数帯の利用や IH機器およびRFリーダー・商品管理システムでのkHzから数10MHz (中周波数帯)での電波利用が見込まれており,新しい周波数帯や 利用機器への対処の必要性が検討されはじめている.

一方,機器の設計開発という観点からは,人体による機器の特性 への影響を定量的に把握することが不可欠である. 人体と電磁界の相互影響を客観的・定量的に評価するためには, 人体の電気的および形状的特性を再現しつつ,―定の特性を持った 数値解析用および実験用人体モデルの構築が必須である.

本研究会はアンテナ工学,環境電磁工学,計算シミュレーション等 を専門とする研究者が互いに協力し,広い周波数にわたってより 高精度なまたは多用途の人体電磁ファントムに関して調査研究を 行うことを目的とする.

従来は主に携帯電話の周波数帯を中心とした人体ファントムに 関して調査・研究を行ってきたが,第4期研究会では, 第3期までの研究会の趣旨および成果を基礎にしてさらに継続・ 発展させ,UWB,ユビキタス,RFIDタグ等の注目されている話題 についても関連する複数の研究会と共催でワークショップ等を 企画するなど,通信ソサイエティにおいて横断的に情報交換・ 協力関係をすすめることを目指す.


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