第15回「電気・電子機器のEMCワークショップ」のご案内

電子情報通信学会
環境電磁工学研究専門委員会(EMCJ)
委員長 小塚 洋司

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、今年も「電気・電子機器のEMCワークショップ」を、11月20日(木)〜21日(金)の2日間にわたり、湯沢グランドホテル(新潟県南魚沼郡湯沢町)を会場に下記の通り開催いたします。今回の主テーマは「ユビキタスネットワーク社会の実現に向けたEMCの諸問題」です。
 情報通信の形態も年々進歩してきて、いつでも、どこでも、に加えて"何とでも"通信させようとするユビキタス時代と様変わりしてきています。このようなユビキタスネットワーク社会を支えるテクノロジーとそれにかかわるEMCの問題について、第一線でご活躍の方々を講師に迎え、お集まりの皆様とともに「幅広く」考える場にしたいと思います。また、現場での実務にすぐに役立つ内容として「EMC設計・対策技術」と「EMC規格の動向」のセッションも併せて企画しております。
 大学、官公庁、企業の研究者、技術者など、EMCに関心をお持ちの方々が一堂に会して活発に意見交換しながら親睦を深める場を設けますので、
多くの皆様に奮ってご参加いただけますよう、ご案内申し上げます。

敬具

第15回 「電気・電子機器のEMCワークショップ」 プログラム(概要)
テーマ:「ユビキタスネットワーク社会の実現に向けたEMCの諸問題」

【期日】2003年 11月20日(木) 13:00 から 21日(金) 14:20 まで
【会場】湯沢グランドホテル(新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2494・上越新幹線 越後湯沢駅近く 電話0257-84-2351)
主催:電子情報通信学会 環境電磁工学研究専門委員会(EMCJ)
【定員】 約100名
【内容】 (1)「ユビキタスネットワーク社会の実現に向けたEMCの諸問題」 (基調講演含め講演5件)(一部講師依頼中)
     (2)EMC設計・対策技術(講演3件)
     (3)規格の動向(講演2件)
 詳細についてはプログラム(概要)を、ご覧下さい。
【参加費】28,000円
   〔講演会10,000円(資料代含む),懇親会6,000円,宿泊12,000円(朝食含む)〕
【参加申込】 2003年11月7日(金)までに、お名前,ご所属,ご連絡先の住所,TEL,FAX,E-mailを記入して、下記の【参加申込・問合先】にお申し込み下さい。折り返し、詳しいご案内と申込書をお送り致します。
(定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みをお願いいたします。)
 ・宿泊については、ワークショップ会場と同じ湯沢グランドホテルをご用意いたします。
 ・宿泊のお部屋は、他の参加者との相部屋になりますことをご了承下さい。
 ・ご都合により懇親会に参加されない方や同ホテルに宿泊されない方は、
 (講演会+宿泊=22,000円,講演会+懇親会=16,000円,講演会のみ=10,000円)
  でお申し込み下さい。
[第1日]11月20日(木)
13:00 開会
【基調講演】
   「ユビキタスネットワーク社会の実現に向けたEMCの諸問題」
○ 萩本和男(NTT)
   「ユビキタスネットワーク社会がもたらす経済効果」    
○ 篠原 健(野村総研)
15:00 【セッション1】 ユビキタスネットワーク時代に向けたEMCテクノロジー (45分×3)
   「ユビキタス時代を支えるEMCデバイステクノロジー」  遠矢弘和 (NEC)
   「ユビキタス時代を支える無線LANとEMC問題」     藤田 昇(日本無線)
   「ユビキタス時代を支えるITSシステムとEMCテクノロジー」
  岩田武夫(道路新産業開発機構)
18:30 懇親会

[第2日]11月21日(金)
09:00 【セッション2】 EMC設計・対策技術 (40分×3)
   「プリント回路EMI設計技術」       和田修己(岡山大)
   「ユビキタス時代を支えるEMC設計技術」  櫻井秋久(IBM)
   「高速差動インタフェースのノイズ対策技術」 原田 徹(村田製作所)

11:20 昼食(各自で)
12:40 【セッション3】 規格の動向 (40分×2)
   「CISPR/SC-Iの動向」      長部邦広(パナソニック・モバイル・コミュニケーション)
   「薬事法における医療機器EMCの規格動向」
谷川廣治(日本医用機器関係団体協議会)
14:20 終了
【参加申込・問合先】
〔ワークショップ事務局・EMCJ幹事〕
 山根 宏 (NTT 環境エネルギー研究所)
以上