EMCJ ニュース   No.1 (2004.3.19)

環境電磁工学研究専門委員会
   委員長:小塚洋司、副委員長:古賀隆治
   幹事:山中幸雄、山根 宏、 幹事補佐:渡辺聡一、下塩義文
今年度の主な活動方針
 2010年の有望技術・市場のキーワードは,「環境」「ユビキタス」「薄型」であると報じられています(3月4日付日経産業新聞)。これら三つのキ−ワードは, 何れも環境電磁工学の諸問題と深く関わっており、この例からも環境電磁工学研究会が果たすべき役割は、今後ますます重要となってまいりました。
 こうした電磁環境の急速な質的転換に対処すべく、今年度は、より一層の活性化を目指して環境電磁工学研究会の運営を図ってまいります。
 具体的には、毎月の研究会では、2日開催や特別講演を含めた幅広い活動計画の他,若手研究者に対するワークショップや発表会の企画、また,一般技術者向けワークショップの充実,産業界との一層の協力関係の強化、IEEE、EMCSの国内各チャプターとの連繋によるグローバル化に対応した研究会の在り方などを検討し、これらを積極的に推進してまいります。また、規制や標準化の問題に関し、学会としてどのような形で参画する余地があるか等を視野に入れて検討してまいります。今年度前半の主な計画を以下に記します。
〇EMC'04/Sendai の開催(6月1〜4日)
 6月1日〜4日の4日間にわたり,新緑の杜、仙台国際センターにおいて、EMC国際会議が開催されます。特に最新のトピックスに関する招待セッションや特別講演などが企画されております。奮ってご参加ください。登録申し込み先、sec-tky@intergroup.co.jp
〇北海道大学において2日開催を予定(6月30日、7月1日)
 6月は、北海道大学で,2日間の研究会の開催を予定しています。テーマは,一般と生体の特集です。お誘い併せの上、多数ご参加ください。
〇若手エンジニアを対象としたワークショップと発表会(7月29、30日)
 10月湯沢で開催のワークショップに対し、7月は若手研究者、エンジニアのワークショップと位置付け、第一日目にEMCの基礎に関するワークショップと発表会を、また,2日目には,一般の講演会を開催します。ワークショップテーマは、近日お知らせいたします。
〇アジア地域からの講師による特別講演会を開催予定(11月予定)
 11月の研究会では,一般講演の他、アジア地域とのより一層の連繋を深めるために、各国から講師をお招きして特別講演の形でジョイントミーティングを開催する予定です。技術進歩の著しいアジア各国の技術動向と環境電磁工学の在り方などをご紹介していただきます(開催月が変更されることがあります)
〇越後湯沢でワークショップの開催
 今年は、11月第2週に、越後湯沢でワークショップを開催する予定です。少し趣向を変えての開催を予定いたしておりますので、ご期待ください。