平成14年度 電子情報通信学会 ソサイエティ大会 案内


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CQ 研究会関連部門

一般講演: 「コミュニケーションクオリティ」

原稿1枚: 1件15分 (発表10分、質疑5分)

シンポジウム講演: 「ネットワークシステムのリスク管理と安全性、信頼性 (Risk management, safety and reliability in network system)」

原稿2枚: 1件25分 (発表20分、質疑5分) 要旨: 2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件では、多くの犠牲を出したが、通信システムに関してもかなりの被害が出た。あれから1年。Dizaster Recovery が叫ばれる中、どのような技術で信頼性およびセキュリティを向上させ、リスク管理を行うべきかを議論する時期ではないか。さらに、Dizasterだけでなく、DOSアタックや、セキュリティ問題、に対する取り組みについての意識も向上してきていると思われる。本シンポジウムでは、数値化することが難しい技術である信頼性・リスク管理をどのように学問的に、定量的に考えるか、技術論として合理的な解とは何かを議論する場としたい。新しい方式のみならず、実際のユーザ側、ネットワーク側の取り組みまで、幅広い発表を募集する。

パネル: 「IP電話‐サービス、技術、ネットワーク性能と品質、番号、制度 (IP phone - service, technology, network performance and quality, numbering and system)」

要旨: 現在、インターネット電話はインターネットアプリケーションとして急速に立ち上がってきており、マーケットとしては将来有望である。しかし、従来の電話からPCへ発信する形態は提供されていないなどインフラとしてIP電話は、サービス、品質、ネットワーク構成、番号など検討課題は山積している。一方、総務省においてインターネット電話振興を目的とした「IP電話に関する研究会」が設けられた。この研究会の傘下に、システム技術部会と番号部会があり、2002年3月を目途に、品質基準のありかたと番号に関する研究結果を纏める予定である。さらに、今後のインターネット電話の事業の枠組みなどについても議論が進められている。このような情勢から学会からの寄与も重要とおもわれる。