第7回QoSワークショップ 「コミュニケーション品質を見る技術」
第7回QoSワークショップは、好評のうちに終了しました。ありがとうございました。

概要
有線・無線アクセスネットワークの高速化・低廉化にともない、インターネット ユーザは爆発的に増加し、2008年末には10億人を超えたとされています。音声、 映像、データを含む多種多様なネットワークサービスが、P2P技術、オーバレイ ネットワーク技術、クラウド・仮想化技術などの様々な技術によって提供されて おり、ネットワークはより高度化・多様化しつつあります。同時に、高度なネッ トワークセキュリティに対する要求も高まっています。このような環境において ユーザ・アプリケーションが要求する多様な品質を満たし、かつ安全・安心な ネットワークを提供するためには、ネットワークにおけるコミュニケーション品 質の計測・評価・可視化技術、およびネットワーク運用技術の確立が極めて重要 です。
コミュニケーションクオリティ研究専門委員会においては、情報インフラ化した インターネット、NGNなどのマネージドIPネットワーク、さらなる先を見据えた 将来のネットワークにおいて、ユーザ・アプリケーションが要求する多様な品質 を提供する方法を、従来の技術にとらわれず、かつ学際的な観点から議論するこ とを目的として、2004年より6回のQoSワークショプを開催してきました。
本年度は、高速化、高機能化、多様化したIPネットワーク環境において、コミュ ニケーション品質を計測・可視化し、安全に運用するための技術について議論す るため、第7回QoSワークショップを開催します。特に、バックボーンネットワー クの計測技術、能動的ネットワーク計測技術、キャンパスネットワーク運用技術 などについて、第一線の研究者による実践的なチュートリアル講演を行います。
さらに、若手研究者を対象にして、次世代・新世代・将来のネットワーク環境に おけるQoSのあり方、 QoSの評価、設計、制御、運用などの観点から幅広い議論 を行うポスターセッションを開催します。一般及び学生を対象に広く募集してお りますので、奮ってご投稿ください。また、研究開発成果のデモンストレーショ ン展示についても募集いたします。

日時
平成21年11月20日(金)12:00-18:15

会場
NICT 小金井本部 〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1

実行委員
委員長:吉野 秀明  (NTT)
副委員長:山崎 達也 (情報通信研究機構)
幹事:長谷川 剛 (大阪大学)    
幹事:大岸 智彦 (KDDI研究所)   
委員:中内 清秀 (情報通信研究機構)
委員:青木 勝典 (NHK) 
委員:内田 真人 (九州工業大学)  
委員:小松 尚久 (早稲田大学)   
委員:三好 匠  (芝浦工業大学)  
委員:山崎 康広 (NEC)       
委員:山本 雅大 (沖電気工業)   
委員:渡辺 敬志郎(NTT)   
委員:布目 敏郎 (名古屋工業大学)
オブザーバ コミュニケーションクオリティ研究専門委員会 幹事

問合先
長谷川 剛(大阪大学) 大岸 智彦(KDDI研究所) 
E-mail: cq_ac-qos-ws mail.ieice.org

主催
(社)電子情報通信学会 通信ソサイエティ
コミュニケーションクオリティ研究専門委員会

後援
独立行政法人情報通信研究機構