第2回QoSワークショップ 「新たな情報通信サービスに求められるQoSのあり方」


概要

VoIPによる商用IP電話サービスが開始されるなど、ベストエフォート通信のみを提供していたインターネットにおいても、より高いQoS(Quality of Service)保証が求められています。さらには、ありとあらゆる端末、情報家電、またこれらのシステムや構成要素が、固定網や移動網の制約を越えて接続されるユビキタス時代も目前に迫っており、スループットやジッタといった従来のベストエフォート網の通信品質のみでは捉えられない、新たな品質指標が求められます。 そこで、本ワークショップは、コミュニケーションクオリティに関心を持つ研究者が、従来の枠組みにとらわれずに、インターネットが情報インフラ化し、さらにユビキタス化したネットワーク社会においてユーザ、ベンダ、キャリアに求められるQoSのあり方を議論することを目的とします。このため、固定網・移動網でのシームレス通信、放送などのマルチキャスト通信、ストレージ・情報家電により実現される新たなサービス、また安全性、信頼性、利便性の向上を目指すユビキタスセキュリティのあり方などについての第一線研究者による招待講演とともに、講演者とワークショップ参加者で議論する場を提供します。さらに若手研究者を対象にして、インターネットならびにユビキタスネットワークにおけるQoSのあり方、制御、運用などの観点から幅広い議論を行うポスターセッションを開催します。

日時

平成16年12月6日 (月) 13:00〜20:00

ワークショップは盛大のうちに終了いたしました。こちらでワークショップの様子をご覧いただけます。

会場

東京ビッグサイト 会議棟6F 610会議室

プログラム


ポスター投稿

インターネットにおけるQoS、ユビキタス時代のQoSに関するポスターを募集します。原稿は日本語または英語で、フォーマットは信学会総合大会のシンポジウム講演(A4用紙2頁)に準じ、ワークショップ予稿集に掲載します。
くわしくはこちらをご覧ください。締め切りは平成16年10月20日(水)です。締め切りました。


参加申込み等

参加費

2004年11月19日までに申込および参加費の振り込みを行っていただけますと、早期割引料金が適用されます。

申込方法

参加申込、参加費振込口座等に関しましてはこちらをご覧ください。

問合先

三好 匠(芝浦工業大学)
TEL [048] 687-5816、FAX [048] 687-5816
E-mail: cq_ac-qoswsmail.ieice.org

主催

コミュニケーションクオリティ(CQ)研究専門委員会

実行委員長

山本尚生 (武蔵工業大学)

実行委員

片瀬和子 (未来工学研究所)
加藤 聰彦 (電気通信大学)
宗宮 利夫 (富士通研究所)
田中信介 ((株)ATR適応コミュニケーション研究所)
長谷川剛 (大阪大学)
三好匠 (芝浦工業大学)
山崎達也 (情報通信研究機構)
吉野秀明 (NTTサービスインテグレーション基盤研究所)
渡辺弥寿夫 (金沢工業大学)

オブザーバ

行田 弘一 (情報通信研究機構)
林孝典 (NTTサービスインテグレーション基盤研究所)