第10回QoSワークショップ 「ビッグデータ時代の情報通信サービスとクオリティ」
平成24年11月2日(金)12:30〜18:10
東工大蔵前会館 (東京工業大学 大岡山キャンパス 東京都目黒区大岡山2丁目12−1)

第10回QoSワークショップは、好評のうちに終了しました。ありがとうございました。

概要
有線・無線ネットワークの高速化、広域化やスマートフォンの高機能化にともない、ソーシャルメディアや広範囲に配置されたセンサから得られるデータをネットワークを通して収集することが可能になっています。さらに、このような大量のデータの中から価値のある情報を選別して、私たちの身近にある多種・多様な情報通信サービスの品質を改善したり、新たな情報通信サービスを創出するといった要求が高まっています。この要求を満たし、より豊かなサービスを実現するには、データの収集・解析から選別された情報がサービスの品質に与える影響の分析まで、従来の情報通信の枠にとらわれない幅広い技術が重要となってきます。

コミュニケーションクオリティ研究専門委員会では、情報インフラ化したインターネット、高品質でセキュアな次世代ネットワーク、さらなる先を見据えた新世代ネットワークにおいて、ユーザ・アプリケーションが要求する多様な品質を提供する方法を、従来の技術にとらわれず、かつ学術的・学際的な観点から議論することを目的とし、2004 年より9 回のQoS ワークショプを開催してきました。

本年度は、高速化、広域化が進むネットワークによって得られるデータと情報通信サービスの品質の関わりについて議論するため、第10 回QoS ワークショップを開催します。特に、広域センサーネットワーク上で効率的にデータを収集するためのネットワーク技術、膨大なデータを解析するための機械学習技術、ソーシャルメディアがサービスに与える効果分析に関する手法などについて、第一線の研究者による実践的なチュートリアル講演を行います。

さらに、若手研究者を対象にして、種々のサービス、システム、ネットワークにおけるQoS/QoE のあり方、QoS/QoE の評価、設計、制御、運用などの観点から幅広く深い議論を行うポスターセッションを開催します。一般及び学生を対象に広く募集しておりますので、奮ってご投稿ください。また、QoS/QoE に関する研究開発成果や製品レベルのデモンストレーション展示についても募集いたします。


日時
平成24年11月2日(金)12:30〜18:10

会場
東工大蔵前会館 (東京工業大学大岡山キャンパス)
〒152−0033 東京都目黒区大岡山2 丁目12−1

プログラム概要
招待講演
澤田 宏(NTT)『データに潜む本質的パターンを見出す機械学習技術』
寺西 裕一(NICT)『高度な情報収集・解析を可能とする広域センサーネットワークの実現』
浜口 斉周(NHK)『ソーシャルVODサービス"teleda"における視聴行動分析』
ポスターセッション


閉会後に懇親会を開催します。
懇親会の会費は、ワークショップ参加費とは別に申し受けます。
(一般 3,000円/学生 1,000円)

各種申込
ポスター発表申込 [締切 平成24年10月1日 (月)]
デモ展示申込   [締切 平成24年9月24日 (月)]
参加申込     [締切 平成24年10月22日 (月)]

参加費
一般:6,000円
満60歳以上の方には参加費の減免があります。
 満60歳以上でかつ定常収入のない方(年金収入のみの方)は参加費を3,000円減免
学生:1,000円

実行委員
委員長:山崎 達也(NICT)
副委員長:高橋 玲(NTT)
幹事:引地 謙治(富士通研究所)
幹事:中村 信之(沖電気工業)
委員:青木 勝典(NHK)
委員:大西 仁(放送大学)
委員:加藤 聰彦(電気通信大学)
委員:中尾 彰宏(東京大学)
委員:中沢 実(金沢工業大学)
委員:中村天真(NTT)
委員:林 正博(東京都市大学)
委員:山岡 克式(東京工業大学)
委員:山本 雅大(沖電気工業)
オブザーバ コミュニケーションクオリティ研究専門委員会 幹事

問合先
幹事:引地 謙治(富士通研究所)、中村 信之(沖電気工業)
E-mail: cq_ac-qos-ws mail.ieice.org

主催

協賛

後援