CQサマースクール

「コミュニケーションクオリティ概論とOpenFlow実習」


概要
ブロードバンド通信の普及に伴い、電話サービスや映像サービスなど多種多様な通信サービスがインターネット上で提供されるようになってきました。これらの次世代サービスを支える通信インフラには多種多様な通信品質(CQ)の提供が求められます。また、東日本大震災を契機として、災害時や緊急時の通信サービスのあり方についても議論が始まっています。このように、新世代のネットワークにおいては、多様なサービスや状況に応じたテーラーメイド型の品質制御技術が重要となります。

コミュニケーションクオリティ研究専門委員会では、次世代/新世代ネットワークにおけるサービス品質(QoS)、ユーザ体感品質(QoE)の視点から、将来的に通信品質に関する研究をリードしうる国際的視野を持った研究者を育成することを目的とし、新たな試みとして、学生や若手研究者を対象としたCQサマースクールを2日間に渡って開催します。

今回は、コミュニケーションクオリティ概論として、ネットワークの通信品質研究に携わる第一線の研究者による有線・無線ネットワークの計測、制御、評価に関わるチュートリアル講演を予定しています。また、世界的に注目されているOpenFlow技術に焦点を当て、実習を通してOpenFlowに関わるネットワークプログラミングに関する基礎技術の習得を目指します。座学にとどまらず実習内容に関するグループワークや成果発表会を通して、活きた知識の獲得、産学・組織の壁を越えた人脈の形成が期待できます。

日時
平成24年8月30日(木) 10:00-17:00
平成24年8月31日(金) 10:00-17:00

会場
国立情報学研究所
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター 20階 2004、2005室

プログラム概要
チュートリアル講演:長谷川 亨(KDDI研)
チュートリアル講演:大崎 博之(阪大)
チュートリアル講演:平栗 健史(日本工大)
チュートリアル講演:岡本 淳(NTT)
実習関連講演:下西 英之(NEC)
OpenFlow実習、グループ演習、成果発表会

詳細プログラム(仮)

各種申込
定員に達したため、参加登録を締め切りました。

実行委員
委員長:山ア 達也(NICT)
副委員長:板倉 英三郎(ソニー)
幹事:中内 清秀(NICT)
委員:大崎 博之(大阪大学)
委員:計 宇生(NII)
委員:久保 亮吾(慶應義塾大学)
委員:平栗 健史(日本工業大学)
委員:矢守 恭子(朝日大学)
委員:下西 英之(NEC)
委員:長谷川 亨(KDDI研究所)
オブザーバ:コミュニケーションクオリティ研究専門委員会 幹事

問合先
中内 清秀(NICT)
E-mail: cq_ac-cqss-members mail.ieice.org

主催
(社)電子情報通信学会 通信ソサイエティ
コミュニケーションクオリティ研究専門委員会