アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ(第23回)

【 アダプティブアンテナ中級コース ―移動通信への応用を目指して― 】

◆講師: 小川 恭孝 氏(北海道大学)

主催:アンテナ・伝播研究専門委員会

 アンテナ・伝播研究専門委員会では,関連する研究専門委員会と連携して,1994年度から第二種研究会として「アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ」を開催して参りました.これは,アンテナ・伝搬研究者や技術者を主たる対象に,設計・解析の力向上を図ることを目的とするもので,これまでにモーメント法およびFDTD法によるアンテナ解析,アレーアンテナの適応信号処理および高分解能到来波推定法,移動通信における多重波伝搬理論,アンテナ測定法などをテーマに22回のワークショップを実施し好評を頂いております.今回の第23回ワークショップでは,電波環境に適応して指向性などの特性を最適化するアダプティブアンテナをテーマとして開催します.アダプティブアンテナにより移動通信のキャパシティ増加やレンジ拡大が期待できることなどから,近年,爆発的に研究が行われるに至っています.本講義では,移動通信への応用を視野に入れ,アダプティブアンテナの機能と注意すべき問題点,最近注目を集めている研究項目まで解説します.

◆講義内容

 本講義では,以下の項目に沿って講習を進める予定です.

(1) 各種アルゴリズムの概要
(2) 各種アルゴリズム適用時の問題とその対策
(3) 様々な環境におけるアダプティブアンテナの挙動
(4) 送信用アダプティブアンテナ
(5) アダプティブアンテナによるトラヒック量の改善
(6) 時空間信号処理

上記の講習内容は若干変更する場合もございますので,ご了承ください.なお,テキストは受講者に約3週間前に配布され,予習していただくを前提としています.本講義は「中級コース」ですのでウエイト決定アルゴリズムを講義中に詳しく説明する時間がありません.主要なアルゴリズムについては事前に配布されるテキストで十分予習していることを前提とします.


◆日時: 2002年9月5日(木) 9:30〜17:00

◆会場: 東京工業大学 百年記念館3階 フェライト会議室
    〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1 東京工業大学キャンパス内
    東急「大井町線」あるいは「目蒲線」大岡山駅下車,徒歩2分

    詳細は http://www.titech.ac.jp/maps/index-j.html をご参照ください。

◆受講定員: 60名

◆受講料: テキスト代金を含み 一般/会員 13,000円,非会員 15,000円
                     学生/会員 4,000円,非会員 5,000円
申し込み受け付け後,事務局から受講受付番号と受講料振り込み案内をお送りしますので,それに従って受講料をお支払い下さい。

◆受講申込み期間:6月3日(月)〜 7月25日(金)
(先着順:満員になり次第締め切ります。期日前の申し込みは無効です。
受講者希望者が定員を大幅に超えた場合には再度開催する可能性があります)

◆受講申し込み方法:下記の受講申込書の全項目にご記入の上,emailあるいはFaxにより,下記の受講申込先にお申し込み下さい(郵送,電話は不可)。なお受講申込後1週間以内に事務局からの回答がない場合には事務局へ申込受付確認の連絡をお願いいたします。

【受講申込先】
アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ 第23回実行委員会
事務局 佐野 文子(東京工業大学 工学部 電気電子工学科 安藤研究室気付)
  email: workshop@antenna.pe.titech.ac.jp Fax: 03-5734-2901

【問合先】
アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ 第23回実行委員会
 総務担当幹事 真鍋 武嗣 (通信総合研究所)
email: manabe@crl.go.jp Phone: 042-327-7544 Fax: 042-327-6110

受講申込書のWordファイル版はこちら

         こちらのページをプリントアウトして、Faxしていただいても構いません。