◆オーガナイズドセッション「アナログスマートアンテナ」


主催:電子情報通信学会
企画:通信ソサイエティ
立案:アンテナ伝播研究専門委員会
専門委員長:唐沢好男(電気通信大学)
種別:オーガナイズドセッション 
セッション題名:「アナログスマートアンテナ」
日程:平成16年3月24日および25日
場所:東京工業大学大岡山キャンパス
原稿枚数:一般セッションと同じ
講演時間:一般セッションと同じ
発表言語:日本語または英語
技術分野(キーワード):B−1C
 アナログフェーズドアレー,RFビーム形成,パラサイト素子,RFスイッチ,バラクタ,可変移相,
 適応制御アルゴリズム,素子間電磁界結合,RFダイバシティ,方向推定,位置探知,空間相関,
 その他アナログスマート機能に関する発表


【実施結果概要】

従来の2分類アンテナ伝播A(伝播)とアンテナ伝播B(アンテナ)に加えて,今回の大会より新たな分類「アンテナ伝 播C(信号処理)」が新設された.今回分類Cには78件が投稿された.そのうち「アナログスマート」に関する発表が 41件に達した.すなわち,信号処理としてアナログ系の件数がデジタル系を上回ったこととなる(アンテナ伝搬Cの 過半数).アナログ信号処理アンテナという分野が新しい技術トレンドとして芽生えてきたといえる.

通常このようなセッションを企画した場合は5〜6件が発表件数の目安であるが,本セッションは論文件数41件のス ーパーセッションとなった.1日では収容できないため,1日+半日の構成とした.

  3/24(水)午前=12件 可変アンテナ,測定法など
  3/24(水)午後=17件 ダイバシティ,干渉抑圧など
  3/25(木)午前=12件 方向推定,フェージング利用技術など

さらに,他の分野(RCSやMW)にもアナログアレー関連の投稿も予想されたが,幹事団とも相談の上,今回は他の部門からの移し替えは実施しないこととした.

本セッションへ投稿して下さった方々へはISAP04ならびに関連論文誌特集号への拡張投稿も依頼した.