◆シンポジウム講演「高分解能到来方向推定とその応用」


日時:2001年9月20日(木) 10:30〜16:30

場所:電気通信大学・C棟102教室

発表件数:11件(招待講演1件,一般講演10件)

参加者:80名程度


【提案趣旨】
近年,高分解能到来方向推定は伝搬解析の一手法に留まらず,レーダ,移動体通信,ITSなどのビーム形成のための要素技術として注目を集めている.特に,移動体通信などでは,多重到来波の数が多くなって互いに接近するだけではなく,さらに密集して角度広がりを持つようにして到来する場合が多い.この場合,到来波の到来方向のみならず,角度広がりの推定も必要となり,解決すべき問題も多い.本シンポジウムは,このような背景を踏まえて,高分解能到来方向推定とその応用における現状の課題及び今後の技術展望について,第一線で活躍している研究者による招待講演を含めて,多角的な討論を行うことを目的に提案するものである.


【開催報告】
高分解能到来方向推定に関する最近の諸技術に関する論文を公募し,レーダ,移動体通信,ITSなどのにおける電波伝搬解析やビーム形成のための到来方向推定法の最新の研究成果が発表されました.80名を越える多くの方に参加していただき,熱心な議論が展開されました.その目的が十分達成されたと思います.