クラウドサービスは、サーバ管理の煩雑さを軽減し、新サービスの構築が迅速に行えることから注目を集めています。しかしその一方で、データの保護・保全など情報セキュリティに関する懸念が指摘されています。平成26年度のアカデミッククラウドに関する大規模な調査研究、平成27年度の国立大学法人等におけるクラウドコンピューティングの導入に関する調査が行われて以降、各大学等における情報システムのクラウド化の検討が本格化してきています。
3回目の開催となる今回は、Office365を例にメールをクラウドサービスに移行させる際の工夫、運用上の問題点などから、メール離れが囁かれるなか大学として連絡手段としてのメールサービスを今後どうしていくか、その他のサービスとの関係なども合わせて議論します。
本シンポジウムは、クラウドサービス事業者のサービスや教育研究機関における導入事例の紹介などを通して、大学等におけるクラウドサービス利用を積極的に推進していくことを目的としています。クラウドサービスの導入をご検討中の大学関係者、大学等への提案をご検討中の企業関係者がそれぞれのシーズやニーズを調査・議論する場としてご活用ください。
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