エネルギー資源に乏しい日本は,そのほとんどを外国からの輸入に依存している。エネルギー自給率向上のため,わが国では1970 年代からさまざまな国家プロジェクトを進めてきており,新エネルギー技術研究開発(サンシャイン計画)や省エネルギー技術研究開発(ムーンライト計画)がその代表例である。
これらのプロジェクトでは,太陽光,地熱など再生可能エネルギーによる発電技術をはじめ,燃料電池,高効率ガスタービン,ヒートポンプなどの研究が行われ,すでに実用化されているものも多い。
本講演では,産業技術総合研究所における新エネルギー研究について実験を交えながら紹介するとともに,新エネルギー研究で重要な役割を持つ「触媒」のはたらきについて解説する。
多数の参加をお待ちしております。
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