【主 催】 |
電気学会中国支部 |
【共 催】 |
照明学会中国支部・電子情報通信学会中国支部
情報処理学会中国支部・電気設備学会中国支部
計測自動制御学会中国支部
日本電気技術者協会中国支部
中国・四国工学教育協会 |
【日 時】 |
平成28年1月27日(水) 14:30〜16:00 |
【会 場】 |
岡山大学 工学部1号館第2講義室
(〒700-8530 岡山市北区津島中3-1-1) |
【演 題】 |
『ロケット誘雷研究に魅せられて30年
−誘雷技術の変遷と将来−』 |
【概 要】 |
ロケット誘雷は落雷を人工的に制御する夢の技術です。いつどこに落ちるかわからない自然雷は怖いが、時と場所がわかれば怖くない。雷雲に向かってワイヤ付き小形ロケットを地上から打ち上げると、ワイヤへの落雷が誘発されることが1973年フランスで立証されました。それに触発され我が国では1977に実験が始まり、同年12月22日2時1分最初のロケット誘雷に成功しました。それ以後、内外で実施した延べ30年間の誘雷成功数は200回を優に超えています。ロケット誘雷研究は、自然相手の野外実験であり、火薬を使用すること、多くの大学や企業が個々のテーマを持って参画するなど、安心安全な遂行に様々な準備・工夫が必要でありました。長年のマネジメント経験を踏まえ、30年にわたる誘雷技術の変遷、雷電流エネルギーの統計、電力施設・設備の耐雷避雷性能の検証試験などを含めた成果や将来研究に言及します。 |
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(有) カエラ研究所 代表取締役 中村 光一 氏 |
【参加料】 |
無料 |
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不要 |
【問合せ先】 |
岡山大学 大学院自然科学研究科 産業創成工学専攻
七戸 希
Tel:086-251-8122
E-mail:nanato@okayama-u.ac.jp |