電子情報通信学会HCG第3種研究会ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会は,人間同士のコミュニケーションを支える言語(ヴァーバル)情報と非言語(ノンヴァーバル)情報の役割に焦点を当て,両者の効果的な統合によって人間とコンピュータ間のコミュニケーションを円滑にする技術,及びコミュニケーション・モデルを構築することを目指して2005年10月に設立されました.

基本的な活動は,隔月ペースで行われる定例研究会でのディスカッションです.分野横断的に,認知科学,情報工学,社会学,言語学,心理学,人類学,臨床心理など様々な分野の研究者が参加しています.詳しくはVNVとはを参照してください.

なお,定例研究会の参加費は特に明記していないかぎり無料です.


NEWS

    第52回VNV研究会(5/22)プログラムを掲載

第52回VNV研究会のご案内

[日時]
2016年5月22日(日) 14:00-18:00 (+懇親会)
[場所]
キャンパスプラザ京都 6階
京都大学サテライト講習室(第8講習室)
http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access


[話題提供1] 14:00-15:20 (質疑含む)
聞き手のふるまいに着目した対話エンゲージメントの分析と予測
  井上 昂治 氏 (京都大学)
[概要]
対話中に刻一刻と変化する参与者の対話に対する興味や期待(対話エンゲージメント)を,多様なふるまいから予測することを目指し,マルチモーダルな分析を進めている.これまでに人型アンドロイドERICAを用いたWOZ方式の対話データを収録し,対話エンゲージメントに関するアノテーションおよび分析を行った.本発表では,はじめに本研究における対話エンゲージメントの定義とその意義について述べる.さらに,対話の聞き手に焦点をあて,その対話エンゲージメントと表出される多様なふるまいに関する分析結果を報告する.最後に今後の展望について述べる.


[話題提供2] 15:35-16:55 (質疑含む)
マルチモーダル分析としての誤解分析
  岡久 太郎 氏 (京都大学)
[概要]
「マルチモダリティ」という概念に着目した研究は、会話分析だけでなく、近年では認知言語学におけるメタファー研究においても見られるものである (cf. Forceville and Urios-Aparisi 2009)。 Enfield (2013) は、「マルチモダリティ」という用語の (1) 入力モードに着目した使い方と (2) 知覚された情報の中で独立に変動しうる要素に着目した使い方とを区別すべきだと述べている。しかし、これまでの研究は (1)については、技術的問題から聴覚情報と視覚情報との関係を見る研究が大半であり、(2) については方法論的問題から聴覚情報におけるピッチの変化や長音化のような非常に限られた要素の研究しかされていないと言える。 本発表では、発話理解に関わる要因として五感だけでなく、記憶(長期記憶、短期記憶)を想定し、誤解の事例を分析することで、記憶情報は録音・録画データからでも分析対象とすることが可能であることを示す。また、誤解の事例は聴覚情報における (2) の側面を重視したマルチモーダル分析の対象を広げることが可能であることを提案する。


[全体討論]17:10-17:50


(※参加費無料,事前申込不要で,どなたでもご参加いただけます)




お知らせ

  • VNV10周年記念大会@国立情報学研究所が終了いたしました.
  • 第51回VNV研究会@名古屋大学東京オフィスが終了いたしました.
  • HCG シンポジウム2015 VNV企画セッション@富山国際会議場が終了いたしました.
  • 第49回VNV研究会@野沢温泉村が終了いたしました.
  • 第48回VNV研究会@立命館大学が終了いたしました.